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モノ語り#14 魔法パルクールで駆け抜けたフォースポークンクリア後の感想

注意

この記事にはメインシナリオクリアまでのネタバレが若干含まれます。
シナリオにはほとんど触れませんがまっさらな気持ちで楽しみたい方はご注意ください。

終わった、終わってしまった!
正直2月のオクトパストラベラー2発売までにオクトラと同時並行して間に合えばいいかなぁぐらいの気持ちで遊んでたらもうクリアしてしまいました。

クリアタイムは15時間半ぐらいです。実際寄り道要素が多い中、寄り道しなかったわけでもなく
かといってあちこち行ったわけでもなくてこの時間なのでメインシナリオをクリアする程度に強化や散策を楽しむならこれぐらいかなぁぐらいのプレイ内容だったと思います。

今回は思いのほか早く終わってしまったものの個人的にはかなり満足度の高かったフォースポークンのクリア後の感想です。

総合評価 ★★★★☆
新世代のオープンワールドは一見の価値有!
が、もう少し遊びを広げられた気もする

ゲームとか物はな点数をつけるのはあんまり好きじゃないんですけども指標として★はつけていこうと思います。


★・・・・・(とてもお勧めできない)
★★・・・・(嫌いではない)
★★★・・・(個人的には好き)
★★★★・・(ぜひ遊んでほしい)
★★★★★・(人生ベスト級)

こんな基準になります。

ちなみに今回は限りなく★4に近い★3な感じです。
故に個人的には大満足なのですが、この手のゲームが好きな人にとっては寄り道だらけで楽しい一方で
メインシナリオをしっかり遊びたい人には若干ボリューム不足を感じるかと思います。

なお、今回は試しに6つの要素に関して個別に感想を書いていきます。

シナリオ・・・・・★★★★☆
ボリューム・・・・★★★☆☆
操作感・・・・・・★★★★★
システム・・・・・★★★☆☆
キャラクター・・・★★☆☆☆
世界観・・・・・・★★★☆☆

こんな感じとなっております。
今後もこのスタイルで書いていけたらいいですね...

シナリオ ★★★☆☆
最後の追い込みは超盛り上がるがそれまでは正直ストレス

主人公のフレイは幼少期にニューヨークのホーランドトンネルという場所に捨てられたみなしごの過去を持ちながら高校は生成期優秀で卒業する優等生でったものの
何があったのか21歳になった物語開始時には前科3犯でムショにぶち込まれる寸前ぐらいに落ちぶれており、導入では民事裁判の裁判長らしき人からムショにぶち込まない代わりに
奉仕活動を命じられるもバックレてニューヨーク脱出を試みようとします。21歳にもなって盗みを働いたことが結構簡単に片づけられたかと思えばこれまでに稼いだと思われる大量の札束があったり
ニューヨークってこんな治安悪いのかな。と思わされる一方でここから終盤にかけて、周りがどれだけ不幸な目にあっても主人公が一人だけ被害者アピールし続けるため正直かなりストレスを感じます。

唯一の家族を手放し、突如崩壊の危機を迎えた世界に飛ばされ、望んでもない力を手に入れて世界を救うことを義務図けられる。
世界を無視無償気をとめるべくタンタと呼ばれる4人の魔女を殺すことを迫られる中、フレイは殺人だけはしたくないと拒む木森もわからなくはないですが
すでに力を行使し、その結果恩人の住む町が滅びかけているのに『私には関係ない!』を貫いた結果恩人から見放されたり、これが嫌で気持ちよく遊べない人も少なくはないように感じました。

が、終盤の追い込み。この世界の真実を知るパートに入る前ぐらいからフレイは精神的に大きく成長し
世界観も一気に深みを増すためキャラクターで引っかかった人もシナリオだけはサクッと終わらせられるので是非最後まで遊んでほしいとは思います。

ボリューム ★★★☆☆
超広大なフィールドをもっと活かして欲しかった

オープンワールドと言えばメインシナリオと関係ないサブクエストや宝探しをするのが醍醐味。
今作も例にもれず超広大なフィールドと膨大な量の寄り道が用意されています。
が、非常に残念なことにシナリオが入るような寄り道要素が非常に少なくそのほとんどが拠点の街中で完結してしまいます。

というのもタンタと呼ばれる強大な力を持つ魔女以外の生物はアーシアンという国にしかおらずそれより外の生き物はすべてブレイクと呼ばれる現象によりゾンビやモンスターになっています。
そのため外にNPCが存在できず同じ場所にまとまってしまうわけです。

加えてめちゃくちゃ後代のフィールドのうちメインシナリオで使うフィールドは4割程度で残りの6割もメインシナリオを進めないと入手できない移動方法が必要になる他、
ほぼ1本道の最終章の中で手に入る移動手段がないといけないエリアもあるため、マップの散策が不自由なくできるのはメインシナリオクリア後になります。

もちろんある程度シナリオを進めてから、特に6章を終えてフックショットが使えるようになった当たりから散策できるエリアぐっと広がるものの
外のエリアにサブクエストはなく、どちらかというとアイテム集めや世界観を解説する文献を集めるための散策なのでシナリオを楽しみにしてた自分としてはボリュームこそ多いものの
似たようなコンテンツでかなり水増しされてる印象を受けました。

とはいえホントにマップが広く、移動も快適なため散策のしがいはあるかと思いますが普通に遊ぶだけではそのほとんどを見ずに終わることになるので世界観を隅々まで楽しみたい人には十二分なボリュームかと思います。

システム ★★★☆☆
カメラ関係だけが残念 

これまで上げてきた残念なポイントは人によっては良くも悪くもとらえられるポイントが多かったものの今作、カメラワークが。
特にキャラクターとカメラの距離がめちゃくちゃ近いのが一番の残念ポイントです。

距離が近すぎて団体戦は周りの攻撃のタイミングがとにかくわかりづらく、近接戦ではカメラの近さとエフェクトの派手さが相まって敵の攻撃が全く見えない始末。

今作最高火力を誇るサイラの魔法は炎の剣で切り刻む超近接スタイルなのですが、今作は4属性中1弱点3耐性みたいなボスが多く火属性以外の攻撃が入らなときは近接戦になるのですが動画の通り
カフバリアという無効に出来ないタイプの攻撃をしてくる時のアイコンが見える以外はほとんど感覚でよけないといけないぐらいの接写具合。これをフォーカスロックかけてやると画面が大回転するので
普段画面酔いが多い人は戦闘でかなり辛くなると思います。
ちなみに自分はデッドバイデイライト2でゲロ酔いして挫折したものの、TPSなせいか大丈夫でした。

とはいえシステムで残念なのはここぐらいで、ファスストトラベルは爆速で快適。
UIのカスタマイズも基本となる部分は充実しており、特に面白かったのは難易度にかかわる設定がほかのゲームよりやや細かく設定できるところです。
自分に合った遊び方が選べます。

が正直、設定の際に使う項目の説明や最初に選ぶ難易度の表記がシナリオ重視、バトル重視、散策重視といった感じに漠然としてわかりにくいのは微妙。
たぶん難易度に関しては後で調節できる、スタミナの回復速度やパズルの有無の設定が変わってくるんでしょうね。

唯一の良心がカフ
キャラクター ★★☆☆☆

先ほども書いたように拠点の国以外にNPCが存在せず、そのNPCもセリフ数が少なく
メインシナリオに登場するキャラクターも多くはないため基本的に作中で喋るのは主人公フレイと喋る腕輪のカフ。

主人公フレイは異世界に飛んでくる前から荒んでおり、発言や動機がとにかく自己中心的で作中で関係の深かった人物が亡くなった時も
故人を悼むよりも自分本位な理由で苛立っていたりと個人的には作中2大懸念点がカメラとフレイな程度にはストレスを感じてました。

他にも、自分に世界平和は関係ないと言いながら冒頭で少しかかわりのあった人物の仇を取るために4大勢力の1つを潰しに行ったり
好戦的な態度を見せながら戦闘を終えると人殺しはしたく無かったと言い出したりと情緒も不安定。

そんなフレイも終盤、世界の真実や自分の過去について知るうちに精神的に成長し最終決戦に向けて決意を固める様子はかなりアツかったですね。

一方2人目の主人公っぽいポジションのカフはフレイをからかうような言動が多くみられるものの全体的には一貫してフレイの行動を心配したり励ましたり。
暴走するフレイをなだめたりと結構協力的な姿勢を見せその発言の内容も割と常識的。

悪い印象は割と最初に払拭されて以降こいついい奴じゃね?となる程度には好印象でした。

とはいえ一番残念なのは主人公の荒れっぷりよりもメイン以外のキャラクターと関わる機会がほとんどないことですね。
拠点の城以外に人間がいないのは設定上しょうがないとはいえボリューム不足を感じさせる要因にもつながっていると思いました。

世界観★★★☆☆
専門用語のオンパレードも読み解くと楽しい

世界観にかかわる単語がほとんど専門用語なため専門用語の解説を読みながらじゃないと
え、何の話?となるのは間違いないです。

基本的に作中で説明されることは多くはなく1度目にした絵画や歴史書の解説がメニューの用語解説に追加されてそれを読んで理解しながらでないと
特に終盤の世界の真相を知る流れは置いてきぼりになること間違いなしです。

メインシナリオでイベントをスルーするとわからないまま終わってしまいそうな設定もあれば
作中の寄り道要素で手に入るアイテムの中にも世界観にかかわる歴史書のようなものから描かれる情報も少なくないので
より楽しみたい人は特にメインシナリオで訪れる場所にある調べられるものは全て調べて、さらに深く知りたい方は各タンタの名前が付いた施設を調べて回るのがおすすめです。

一方専門用語のオンパレードなだけに主人公に関係する設定以外はあまり掘り下げられず
特に序盤で出てくる作中の世界とかつて戦争をしてたもう一つの世界も名前以外の情報が最後まで登場しなかったりとこれからDLCが配信されることもなさそうなので
この広大で掘り下げができそうな歴史ある世界の掘り下げがあまりされないのは非常に残念ですね。

操作感 ★★★★★
フィールドを駆け回り煌びやかな魔法を畳みかける爽快感

ここまで微妙な評価ばかりでしたがフォースポークンの代名詞、魔法を行使したアクションの数々はまさに最高の一言です。

今作のウリでもある魔法パルクールは基本的に〇ボタン(PS5の場合)を押しっぱなしにしていればそこそこの段差でも勝手に飛び越えて行くため
方角さえコントロールすればマップの真ん中から端っこぐらいまでならファストトラベルしなくてもいいぐらいには手早くたどり着けます。

また魔法パルクール以外に開放される移動手段があればスピードを殺さずに絶壁を登れたり、水上も滑って高速移動できたりととにかく移動が快適。
そのスピードゆえに制御の難しさもあるもののよほど入り組んだところでもなければサクサク進めるはずです。

個人的にはスパイダーマンの次ぐらいには移動が楽しいゲームだと思います。

移動と言えば最新ハードに最適化されたソフトなだけあってファストトラベルが爆速です。
あの情報量のマップをどうやってこの速度で表示できるようになっているのか謎ですね。
FF14みたいな軽めのゲームで早いのはわかるんですけど今作みたいなグラフィック重視でPC版であんなスペックを要求してるタイトルで
この速さが出せるのはPS5の可能性の実力と開発の努力を味わった気分です。

そして煌びやかで多彩な魔法の数々。
エフェクトが激しすぎて周囲の敵が見えなくなることも少なくないですが最新ハードで表現される美麗なグラフィックと
魔法パルクールを駆使した疾走感溢れる戦闘、これだけで十分人にお勧めできるレベルだと思いました。

最初は石を投げつけるだけの地味な戦闘ですが使える魔法が増えるごとに戦闘の描写も激しくなり
こりゃPCスペックを要求するだけはあるなぁと思いながらもここでもはやりこれだけの描写をしかも高画質設定でやりながらフレームレートを落とさず
処理落ちも発生させずに表現できるPS5に感心します。

というかこれからのタイトル4K60fpsとかに強いこだわりがなければ高性能ゲーミングPCよりもPS5のほうがはるかにコスパいいですね。
この性能でこの金額は異常です。ほんとに。

ちなみに戦闘の操作感はFF15にすごく近いです。

最後に

フォースポークン。惜しいところこそ多々あるものの
PS5とPC専売のタイトルなだけあって次世代機の可能とオープンワールドに今まで求めていた快適さが詰まったタイトルだと思います。

散策もやり込めばかなりのボリュームなので寄り道好きなゲーマーには垂涎モノかと思います。

ちなみに自分はというとトロフィーリストを見てものすごい時間がかかりそうな予感がしたのとメインシナリオでかなり満足しているためこれにて完結とします。

気になった方はぜひプレイしてみてください!!

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