ディレクターズカット版のゲームはこれまでも何本かあり、バイオハザードやスターオーシャン3の移植版がそれに当たる。
そしてここ最近ではE3で発表されたデスストランディングのディレクターカット版。そして昨日発表されたゴーストオブツシマのディレクターズカット版。
いずれも内容は既存の物に新規の要素を加えて発売するということは変わりないのに完全版と何が違うのかと思ってしまった。
ディレクターズカットと呼ばれるものは映画には多く、特に最近だとジャスティスリーグのザックスナイダーカット版。これもディレクターズカット版だ。
そもそもディレクターズカットというのは、海外の場合映画の編集権がディレクター(演出する人)では無くプロデューサー(総指揮)にあり、政策の都合でカットされたものをディレクターが再編集したものをディレクターズカットという。
要するにディレクターが自分のしたかった演出通りに再編集したものということである。
これがゲームにおいてどういう意味になるかというと、もともと入れる予定だったが予算やスケジュールなどの兼ね合いでカットされたものを追加したソフト。ということになる(らしい)
つまり、完全版は最初から後付けとして予定されていたもの。
ディレクターズカット版はやむを得ず入れられなかった要素を追加したもの。
と考えられる。
なのでツシマもデスストも本編をより掘り下げるような要素があることを期待していいと思うしディレクターズカットと棲み分けするからにはそうあって欲しいと思う。
あとこの考えに基づいてMGS5のディレクターズカット版出して欲しい。内容の半分以上カットされたらしいから是非…